TOM'S SPIRIT

TOM'S SPIRIT

Super Taikyu Race Report

2023.7.21

第3戦 SUGOスーパー耐久3時間レース / スポーツランドSUGO

ファイナルラップで2番手の車両に捕らえられ、悔しい2位

公式予選

2023年7月8日(土) / 天候:曇り時々雨 / 路面:ドライ・セミウエット

Result
  • 矢吹 久
    クラス順位:7位
    ベストタイム:1’37.021
  • 松井 孝允
    クラス順位:2位
    ベストタイム:1’34.319
  • 河野 駿佑
    クラス順位:4位
    ベストタイム:1’35.466
  • 坪井 翔
    クラス順位:1位
    ベストタイム:1’35.432
  • < 車番:86 >

予選はGr-1、Gr-2、Xに分けられ、TOM’S SPIRITが参加するST-4クラスはGR86が6台、トヨタ86が1台、ロードスターが1台、合計8台が出走した。
予選の結果はAドライバー、Bドライバーが記録したベストタイムの合算で決まり、決勝のグリッドとなる。
今シーズンよりAドライバーはジェントルマン規定が設定された。
今大会より、ST-4クラスのウエットタイヤはブリヂストンタイヤ製レーシングウエットタイヤへ変更となった。
Aドライバー予選、矢吹選手は3周目に1’37.021をマークし7番手。ST-5クラスのマシンに引っ掛かり満足なアタックが出来なかった。
Bドライバー予選、松井選手は残り時間5分で出る作戦を取ったが小雨が降ってきたこともあり1’34.319で2番手のタイムに留まった。
予選結果はAドライバー、Bドライバーの合算タイムにより4位となり、明日の3時間レースを迎えることになった。
Cドライバー河野選手、Dドライバー坪井選手は決勝レースに向け最終確認を行った。

※ 年齢や経歴などでハンディキャップを課す規定。

  • 矢吹 久(Aドライバー)
    先ず持って富士のアクシデントから車両を完璧な状態に修復して頂いたチームには感謝しかありません。ありがとうございました。予選はタイミングをみて出たのですが、5クラスに引っ掛かりタイヤの美味しいところが使えずタイムロスしてしまいました。しかし松井選手のタイムでクラス4位からスタートが出来ます。車両は全く問題無かったです。
  • 松井 孝允(Bドライバー)
    富士の大クラッシュからマシンを完璧に直してくださった皆様に感謝いたします。フリー走行からいきなりの走行でしたが、セットも何もいじらなくても完璧なマシンでした。その中で予選に挑み矢吹選手が素晴らしいアタックを敢行するもST-5クラスのマシンに引っ掛かってしまいました。自分の予選もタイミング的にはクリアなアタックでしたが、天候に左右され不発に終わってしまい申し訳なかったです。
  • 河野 駿佑(Cドライバー)
    富士のアクシデントから先ずは走れた事へチームの皆様や協力していただいた皆様に感謝です。その中でも車はとても良い状態でそれぞれがベストを出し切れたと思います。
  • 坪井 翔(Dドライバー)
    Aドライバー、Bドライバー共にトラフィックや雨などで満足いくアタックが出来ずに残念でしたが、車のパフォーマンスは高そうなので明日の決勝が楽しみです。

決勝

2023年7月9日(日) / 天候:晴れのち曇り時々雨 / 路面:ドライ

Result
  • 【 クラス順位:2位 】
  • 矢吹 久
    ベストタイム:1’38.860
  • 松井 孝允
    ベストタイム:1’35.540(クラスファステストラップ)
  • 河野 駿佑
    ベストタイム:-
  • 坪井 翔
    ベストタイム:1’36.351
  • < 車番:86 >

Gr-2の決勝は8時45分に3時間レースのスタートが切られた。
Aドライバーに対する最低義務運転時間は最低60分以上に設定された。
ピットレーン滞在時間はSTO指定燃料補給装置を複数本使用して給油する場合は、95秒以上で通過することに設定された。
クラス4番手からスタートした松井選手は果敢に前の車両を追い掛け6周目に2番手に上がるも中々トップの車両を抜く事が出来ない。
そこで作戦を変更し、坪井選手へ早目の交代をする。作戦が功を奏し坪井選手は40周目にトップに立ち、そこからライバルとの差を広げていく。
70秒程差をつけたところでアンカーの矢吹選手に交代。1周につき2~3秒詰められる展開ではあるが監督からのペースアップの指示に答え、必死の走りをみせる。しかしファイナルラップのハイポイントコーナーで2番手の車両に捕らえられてしまい悔しい2位でチェッカーを受けた。

  • 矢吹 久(Aドライバー)
    松井選手、坪井選手から70秒以上のギャップを頂きドライブしましたがファイナルラップの最後の最後で抜かれてしまいチーム、Dr、関係者の皆様に大変申し訳ないと思っています。次戦はこの悔しさを糧に悔いの無い走りをします。
  • 松井 孝允(Bドライバー)
    決勝はペースに自信があったので早くトップに立って後続との差を広げたかったのですが中々抜けず、坪井選手にバトンを繋ぎ、そこで後続とのギャップを広げることに成功しました。最後の矢吹選手にはたくさん乗ってもらうことになりましたが、そこで素晴らしいペースで走って最後まで手に汗握る展開でファイナルラップに抜かれてしまいましたがナイスドライブでした。次のもてぎに向けてまだまだクルマを良くして他車に対してもっと速く、強いクルマをチームと共に作っていきます。
  • 河野 駿佑(Cドライバー)
    今回は3時間レースということで僕は乗らずに応援に徹しました。スタートから松井選手、坪井選手、矢吹選手の素晴らしい走りで優勝も見えましたが、あと一歩のところで2位となってしまいました。しかし今回は矢吹選手の速さがとても光っており、面白いレースだったと思います。富士のアクシデントから先ずは何も問題なくチェッカーを受けれた事でチームプレーをしっかり発揮出来たと思います。次戦のもてぎは全員で優勝を目指します。
  • 坪井 翔(Dドライバー)
    全員がミスなくトップ争いをしていてリードを築いていましたが、残り2秒で運命が変わり、残念ながら2位となりました。しかし、富士のクラッシュでもう今シーズンは参戦が難しいと思うところから完璧に車を直し、仕上げてくれたチームには感謝しかありません。次戦こそ勝てるように頑張りたいと思います。