TOM'S SPIRIT

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Super Taikyu Race Report

2023.9.15

第5戦 もてぎスーパー耐久 5Hours Race / モビリティリゾートもてぎ

3番手の矢吹選手、5コーナーでコースアウト

公式予選

2023年9月2日(土) / 天候:晴れ / 路面:ドライ

Result
  • 矢吹 久
    クラス順位:8位
    ベストタイム:2’16.992
  • 松井 孝允
    クラス順位:1位
    ベストタイム:2’12.459(クラスファステストラップ)
  • 河野 駿佑
    クラス順位:2位
    ベストタイム:2’15.003
  • 坪井 翔
    クラス順位:1位
    ベストタイム:2’14.476
  • < 車番:86 >

予選はGr-1、Gr-2、Xに分けられ、TOM’S SPIRITが参加するST-4クラスはGR86が6台、トヨタ86が1台、ロードスターが1台、合計8台が出走した。
予選の結果はAドライバー、Bドライバーが記録したベストタイムの合算で決まり、決勝のグリッドとなる。
今シーズンよりAドライバーはジェントルマン規定が設定された。
Aドライバー予選、昨日がもてぎ初走行の矢吹選手は練習走行のタイムを更新する2’16.992を記録するがクラス最下位だった。
Bドライバー予選、松井選手はワンアタックを見事に決めて、2.12.459を記録しクラストップだった。
予選結果はAドライバー、Bドライバーの合算タイムにより4位となり、明日の5時間レースを迎えることになった。
Cドライバー河野選手、Dドライバー坪井選手は決勝レースに向け最終確認を行った。

※ 年齢や経歴などでハンディキャップを課す規定。

  • 矢吹 久(Aドライバー)
    初めて走るコースだったので金曜日のフリー走行から予選前までチームのドライバーからの細かいアドバイスを基に走り込み、上位のタイムではなかったが松井選手のタイムと合わせ4番手からのスタートとなりました。
  • 松井 孝允(Bドライバー)
    フリー走行から持ち込んだブレーキやセットをしっかりと確認出来て、予選も矢吹選手、自分もベストを尽くすことが出来ました。河野選手、坪井選手の予選でも決勝に向けて確認が出来たので良かったです。
  • 河野 駿佑(Cドライバー)
    予選はチーム全員で協力しながら進めることが出来たと思います。矢吹選手は自己ベストを大きく更新し、松井選手はトップタイム。坪井選手と私は決勝に向けた確認をしっかりと出来ました。
  • 坪井 翔(Dドライバー)
    矢吹選手はもてぎが初めての中、練習から大幅にタイムアップして頂き、松井選手は安定の速さで良い予選でした。4位から追い上げが期待できる内容でした。

決勝

2023年9月3日(日) / 天候:晴れ / 路面:ドライ

Result
  • 【 クラス順位:2位 】
  • 矢吹 久
    ベストタイム:2’18.228
  • 松井 孝允
    ベストタイム:2’14.268(クラスファステストラップ)
  • 河野 駿佑
    ベストタイム:2’14.871
  • 坪井 翔
    ベストタイム:2’14.561
  • < 車番:86 >

決勝は11時10分に5時間レースのスタートが切られた。
Aドライバーに対する最低義務運転時間は最低75分以上に設定された。
ピットレーン滞在時間はSTO指定燃料補給装置を複数本使用して給油する場合は、100秒以上で通過することに設定された。
クラス4番手からスタートした坪井選手は順調に順位を上げトップに立つ。しかしクールスーツが効かないトラブルに襲われ予定より早く松井選手へ交代をする。ピット作業の間にクールスーツを修復しロスなく松井選手を送り出す。松井選手もハイペースを刻みながら後続との差を広げていく。
3番手の矢吹選手も安定したペースで走行を続けていたが、5コーナーでコースアウトをしてしまいグラベルストップ。牽引してもらいレースに復帰するが3位へ後退してしまった。3位でバトンを受けた河野選手が素晴らしいペースで2位に上がり、更にトップを追ったが届かず、SUGOに続き2位となった。

  • 矢吹 久(Aドライバー)
    クラス優勝出来る状況で私の判断ミスによりグラベルに捕まり、大幅なタイムロスで3位に後退。猛暑の中、整備してくれたメカは勿論、チーム、ドライバー、特にクールスーツが効かない状況下、熱中症寸前の状態の中でギャップを広げてくれた坪井選手には本当に申し訳ないと思います。最後河野選手の追い上げで2位に入りましたが、優勝出来る状況を私のミスで逃したのが悔いが残ります。車両的にも大変走り易い車なので残り2戦はこの反省を活かしトップを獲ります。
  • 松井 孝允(Bドライバー)
    決勝は坪井選手スタートでクールスーツのトラブルがありましたが自分のスティントではチームが迅速な修復でロスなくピット作業をしてくれたお陰で快適にドライブすることが出来ました。矢吹選手にバトンタッチしてアクシデントはありましたが河野選手で締めくくり、2位表彰台を獲得することが出来ました。次の岡山に向けてチームと共に勝てるように頑張ります。
  • 河野 駿佑(Cドライバー)
    4番手スタートからチーム一丸となってトップまで上がることが出来ました。途中、ハプニングやアクシデントがあり3位まで落ちてしまいましたが、その後もチームプレーで2位でゴールすることが出来ました。優勝も見えていただけに悔しい気持ちもありますが次につながるレースになったと思います。次戦岡山では今季初優勝を目指して引き続きチーム皆で頑張ります。
  • 坪井 翔(Dドライバー)
    最初の僕のスティントでトップに立てましたが、クールスーツが効かない影響でチームにはイレギュラーでご迷惑をお掛けしましたが、皆さんのリカバリー力で2位になることが出来ました。しかし悔しい結果なので今年中にこのメンバーで勝てるように次戦また頑張りたいと思います。