Super Taikyu Race Report
2023.11.4
第6戦 スーパー耐久レース in 岡山 / 岡山国際サーキット
SUGO大会から3戦連続の2位
公式予選
2023年10月21日(土) / 天候:晴れ / 路面:ウェット → ドライ
Result
- 矢吹 久
クラス順位:6位
ベストタイム:1’54.589 - 松井 孝允
クラス順位:1位
ベストタイム:1’44.147(クラスファステストラップ) - 河野 駿佑
クラス順位:2位
ベストタイム:1’45.352 - 坪井 翔
クラス順位:1位
ベストタイム:1’45.052 - < 車番:86 >
予選はGr-1、Gr-2、Xに分けられ、TOM’S SPIRITが参加するST-4クラスはGR86が6台、トヨタ86が1台、ロードスターが1台、合計8台が出走した。
予選の結果はAドライバー、Bドライバーが記録したベストタイムの合算で決まり、決勝のグリッドとなる。
今シーズンよりAドライバーはジェントルマン規定※が設定された。
朝のフリー走行でエンジントラブルが発生し、交換をして公式予選に挑んだ。
Aドライバー予選、予選を前に雨が降り路面コンディションが難しい中、矢吹選手はWETタイヤでアタックをし好タイムを記録していたが、赤旗で中断。
再開に向け新品のWETに変えたが路面コンディションが回復していき、最後の最後にDRYタイヤ勢に逆転をされてしまい6位となった。
Bドライバー予選、松井選手はワンアタックを見事に決めて2.12.459を記録しクラストップだった。
予選結果はAドライバー、Bドライバーの合算タイムにより5位となったが、車検後にエンジン交換をしたことによるペナルティで5グリッド降格となり、クラス8位、16番グリッドからのスタートとなった。
Cドライバー河野選手、Dドライバー坪井選手は決勝レースに向け最終確認を行った。
※ 年齢や経歴などでハンディキャップを課す規定。
- 矢吹 久(Aドライバー)
予定外の雨での予選となりタイム的にはWETタイヤで上位につけていたが、赤旗中断を挟み路面が回復していきDRYタイヤ装着車にタイムを更新されてしまい6位となってしまいました。松井選手の出したトップタイムとの合算で5位スタートとなった。予選前のフリー走行でエンジンブローの発生に対し、メカニックの迅速な対応で予選に出走出来たことに感謝です。しかしエンジン交換を行ったことによるペナルティで5グリッド降格になってしまいました。 - 松井 孝允(Bドライバー)
矢吹さんの予選では突然の雨でいきなりのウェットコンディションとなり酷な状況でのアタックでした。WETタイヤでのアタックは素晴らしくライバルよりも速かったのですが、コンディションが上がっていく中ではDRYタイヤの方が速く離されてしまいました。車のバランスは良く自分の予選では1位を獲る事が出来てホッとしました。河野選手、坪井選手共に決勝に向けてバランスチェックを行ってくれて明日の決勝が楽しみです。 - 河野 駿佑(Cドライバー)
朝のフリー走行でのトラブルからチームの皆さんの素晴らしいプレーで予選を走ることが出来ました。Aドライバー予選の前に降り出した雨で矢吹選手にとっては難しいコンディションになったと思いますが素晴らしい走りを見せていただき、Bドライバー予選の松井選手は完璧な走りを見せていただきました。坪井選手と私のC・D予選は決勝に向けた準備をすることが出来ました。 - 坪井 翔(Dドライバー)
Aドライバー予選は少し濡れているという状況で、DRYなら速いことは分かっていただけに残念でしたが、その中でもパフォーマンスを発揮して頂きました。Bドライバー予選は相変わらずの速さでトップタイムは流石でした。
決勝
2023年10月22日(日) / 天候:晴れ / 路面:ドライ
Result
- 【 クラス順位:2位 】
- 矢吹 久
ベストタイム:1’47.425 - 松井 孝允
ベストタイム:1’45.013(クラスファステストラップ) - 河野 駿佑
ベストタイム:1’46.877 - 坪井 翔
ベストタイム:- - < 車番:86 >
Gr-2の決勝は8時30分に3時間レースのスタートが切られた。
Aドライバーに対する最低義務運転時間は最低60分以上に設定された。
ピットレーン滞在時間はSTO指定燃料補給装置を複数本使用して給油する場合は、95秒以上で通過することに設定された。
クラス8番手からスタートした矢吹選手は安定したペースを刻みながら5位まで順位を上げ1時間走行したところで河野選手に交代した。
タイヤ無交換でバトンを受けた河野選手は厳しい状況の中でもペースを上げ、作戦の違いで順位こそ変わらないが上位との差を詰めてアンカー松井選手に交代した。脅威的なタイムで追い上げをして2位まで上がり更にトップを追い掛けて走行をする松井選手。ところがトップの車両が最後の給油に入ったタイミングでFCYが出てしまい、ギャップをあまり詰められず厳しい状況に追い込まれる。しかし松井選手はトップの車両より1~2秒速いタイムを刻み最後まで諦めない走りをみせ後1秒のところまで迫ったが、ここでチェッカーとなりSUGO大会から3戦連続の2位となった。
- 矢吹 久(Aドライバー)
今日のレースはチーム全員がノーミスであのスタート位置から2位表彰台へ立てたことは大変良かったと思います。たらればだが最後のFCYが無ければ優勝もあったことが悔やまれます。次回最終戦FSWは、チーム一丸となり表彰台の真ん中に立ちたいと思います。応援宜しくお願いします。 - 松井 孝允(Bドライバー)
決勝は矢吹選手からのスタートで序盤はライバルたちに離されてしまいましたが、その後はライバルたちと同じタイムでラップを重ねてくれたお陰で河野選手、自分へとバトンを繋いでくれた時にトップになれる位置でレースをしていました。最後のFCYのタイミングがライバルにドンピシャで決められてしまい運がなかったなと思いました。最後まで諦めなかったことで後1周あれば抜けていたなというところまで来ることが出来ました。しかし車は最高に速く、強かったので最終戦は勝って終わりたいです。 - 河野 駿佑(Cドライバー)
矢吹選手がスタートからとても順調に周回を重ねていき、60分を経過したところで私に交代しました。作戦は燃費よりコース上のタイムで稼ぐということでフルプッシュしながら走り、最終スティントの松井選手に交代しました。松井選手の脅威的な追い上げで優勝も見えていたのですがトップの車のラストピットのタイミングでFCYが出てしまい差が予定より詰まりませんでした。それでも最後までワクワクするようなレースが出来たと思います。チームとしても全力を尽くすことが出来ました。残すは最終戦です。今年はまだ優勝がないので最後しっかり勝てるようにチーム一丸となって頑張ります。 - 坪井 翔(Dドライバー)
全員がミスなく確実にレースをし、最後1秒弱の差で2位でしたが、後方からのスタートを考えれば上出来なレース内容でした。最終戦こそみんなで勝ちたいです!