TOM'S SPIRIT

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FIA-F4 Race Report

2026.6.24

2026 FIA-F4選手権 第3戦・第4戦/岡山国際サーキット

第3戦、第4戦ともに#29武藤が2位でフィニッシュ!

Preview

通常であればSUPER GTのサポートレースとして行われるFIA-F4 選手権だが、2026年の第3戦、第4戦は全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権との併催で2019 年以来 7 年ぶりに岡山国際サーキットで行われることとなった。

Comments

#28 三浦 柚貴
開幕戦は悔しい結果で終わってしまったので、岡山大会では優勝を目指します。
ランキングトップを奪い返せるよう、一つひとつのセッションを大切にして全力で戦います!

#29 武藤 雅奈
7年ぶりの開催となる岡山大会は、自分としては未知のコースで、どのような展開になるか予想できませんが、富士大会に向けてランキングトップになれるよう優勝目指して頑張ります。

#36 濱邊 誠己
開幕戦では自分の走りをできず、悔いの残る形になってしまったので、岡山大会では、まずは自分の持っている力を出し切った上で1つでも良い順位で負えられるように頑張ります!
また、久しぶりにF4が岡山に帰ってくるということもあり、ライバルとの経験値の差も少なくなりますので、チャンスだと捉え積極的に前を狙います。

第3戦・第4戦 公式予選 / 20分

2026年6月13日(土) / 天候:晴れ / 路面:ドライ

Result

第3戦 #28 三浦 柚貴
予選順位:5位
ベストタイム:1’33.885

第3戦 #29 武藤 雅奈
予選順位:2位
ベストタイム:1’33.557

第3戦 #36 濱邊 誠己
予選順位:6位
ベストタイム:1’33.910

第4戦 #28 三浦 柚貴
予選順位:8位
ベストタイム:1’34.064

第4戦 #29 武藤 雅奈
予選順位:2位
ベストタイム:1’33.662

第4戦 #36 濱邊 誠己
予選順位:6位
ベストタイム:1’33.998

  • ※第4戦の予選順位は各車の2ndベストタイムが採用となる
    < チャンピオンクラス29台 >

チャンピオンクラスは29台が出走。当初の予定より5分遅れの午前10時05分にコースイン開始。三浦柚貴を先頭に各車続々とタイムアタックに取り掛かった。

計測1周目にTGR-DC酒井涼が1分35秒136でトップに浮上。酒井涼は計測2周目に1分34秒057、計測3周目に1分33秒715とどんどんペースを上げていく。

ライバルであるベテラン白崎は計測7周目に1分33秒561を叩き出してトップに躍り出ると、計測8周目には1分33秒506までタイムを更新する。

続いてTGR-DC武藤雅奈も残り6分を切ったところで、計測8周目に1分33秒662で2番手に上がってきた。武藤は計測10周目に1分33秒557までタイムを縮めたが僅かに届かず、白崎、武藤、酒井龍太郎、酒井涼、三浦、濵邊誠己がトップ6という結果となった。

セカンドベストラップで決まる第4戦のグリッドも同じくポールポジションが白崎、以下武藤、酒井龍太郎、酒井涼、Lu You De、濵邊がトップ6となり、三浦は8番手からのスタートとして上位を窺う。

トムススピリット車両は3台ともが上位8位以内からのスタートとなった。

Comments

#28 三浦 柚貴
セッション序盤はミスが続き、なかなかラップをまとめることができませんでしたが、クールラップを挟んだ後になんとかタイムを出すことができました。ただ、もっと上をいきたかったですし、セカンドベストでは 8 位に沈んでしまい、まだ改善できる部分も多く残っていたため、悔しさの残る予選となりました。決勝ではしっかり切り替えて追い上げます!

#29 武藤 雅奈
FPでは決して調子が良いとは言えない状況でしたが、予選でアジャストする事が出来て良かったです。位置取りが悪く、タイムが伸ばせなか ったので、決勝では良いペースで勝ちたいと思います。

#36 濱邊 誠己
前回大会でメンタルの部分で予選を失敗してしまったので、今大会に向けて自信を持ちリラックスして走ることを目標にしました。
結果として1stベスト2ndベストともに6番手ではありましたが、内容としては落ち着けてはいたもののここで一発決めたいというときにまとめきれずポテンシャルを引き出しきれない形になってしまいました。次戦までの課題として決めるべきときに決めきる集中力を鍛えます。

第3戦 決勝 / 15 Lap or 30分

2026年6月13日(土) / 天候:晴れ / 路面:ドライ

Result

#28 三浦 柚貴
決勝順位:5位
ベストタイム:1’34.601

#29 武藤 雅奈
決勝順位:2位
ベストタイム:1’34.008

#36 濱邊 誠己
決勝順位:9位
ベストタイム:1’34.726

  • < 出走台数:29台 >

チャンピオンクラスの第3戦決勝は午後1時50分にフォーメーション開始。真夏を思わせる炎天下の下、29台による15周の戦いが繰り広げられた。

追い抜きの難しい岡山国際サーキットにおいては特にスタートが重要なポイントとなる。ポールポジションのベテラン白崎稜が無難にスタートを決めてトップで1コーナーに飛び込み、予選2位のTGR-DC武藤雅奈が2番手でそれに続く。一方で予選3位の酒井龍太郎はやや出遅れて後続に飲み込まれる格好となり、予選4位からスタートしたTGR-DC酒井涼の先行を許して4番手でコントロールラインに戻ってきた。

その後方ではスタート直後の混乱の中、後方で接触があり、ホームストレートアウト上でアクシデントが発生。この車両を回収するため早くも2周目からセーフティーカーが導入されることとなった。

4周を完了したところでセーフティーカーはピットイン。5周目からレースは追い越し可能となると、トップ2台が予選アタックを彷彿とさせるラップタイムを連続して記録する激しいトップ争いを展開。5周終了時点で0秒7だった白崎のリードは6周目に0秒9、7周目は0秒8となかなか広がっていかない。

ペースを上げて後続を引き離そうと目論む白崎に対し、2番手の武藤も一歩も引かない構え。9周目には白崎の1分34秒173に対し武藤は1分34秒048と白崎を上回るペースで追い上げる。

11周目には武藤が小さなミスをしたことでその差が1秒3に広がったが、12周目には武藤がその時点のファステストラップを更新する1分34秒008を叩き出し、その差を1秒0まで引き戻す。しかし白崎も13周目に1分33秒997と予選アタックにも匹敵するタイムで応酬。再びその差を1秒2に広げてみせ、14周目にも1分34秒123と、武藤の1分34秒141をわずかに上回ってファイナルラップへ。

レースは結局白崎が最後まで武藤に付け入る隙を与えず、最後は1秒1のリードを保って15周を走り切り、武藤は2位で悔しいフィニッシュを迎えた。

Comments
  • #28 三浦 柚貴
    スタートはうまく決めることができ、ポジションを上げることができました。しかし、その後のバトルや駆け引きの中で順位を落としてしまい、前後との間隔も開いたことで大きな順位変動のないまま 5 位でチェッカーを受けました。
    レースペースや駆け引きの面では、まだまだ改善すべき課題が残るレースとなりました。明日までにしっかりとデータを分析し、表彰台を目指します!
  • #29 武藤 雅奈
    富士大会からの課題であるスタートでミスがあり出遅れましたが、ポジションをキープ出来ました。その後はトップとの1秒差が縮まらずゴールしました。
    スタートでミスしたのが勝てなかった原因なので、明日は冷静にいきたいと思います。
  • #36 濱邊 誠己
    絶対に完走というのを目標にし、達成することはできました。その中で1周目の立ち回りやレース序盤のリズムの悪さ、状況判断において非常に多く課題の残る一戦になりました。
    結果的に初ポイントは取れたものの、安全にかつ強いレースをするためにはもう少し落ち着きをもった運転が必要になるなと感じています。
    翌日に第4戦があり、同じ6番手からスタートできるのでこの課題にいい意味で最も近いシチュエーションでトライができるので修正できるように頑張ります。

第4戦 決勝 / 15 Lap or 30分

2026年6月14日(日) / 天候:曇り / 路面:ドライ

Result

#28 三浦 柚貴
決勝順位:8位
ベストタイム:1’35.235

#29 武藤 雅奈
決勝順位:2位
ベストタイム:1’34.441

#36 濱邊 誠己
決勝順位:6位
ベストタイム:1’34.921

  • < 出走台数:29台 >

インディペンデントクラスの決勝終了から1時間半のインターバルを置いて、チャンピオンクラスの第4戦決勝が行われた。フォーメーションラップ開始時刻は午後1時05分だが、気温、路面温度ともに目立って上昇することはなく、涼しさの中で15周の戦いが繰り広げられた。

スタートでトップに立ったのはポールポジションの白崎稜。予選2位の武藤雅奈が2番手で続く。1周目の順位はトップが白崎で武藤が2番手。以下Lu You De、酒井龍太郎、酒井涼、濵邊誠己、三浦柚貴、熊谷憲太と続く。

しかしその後方では、中段において1コーナーで絡むアクシデントが発生。2台がウィリアムズコーナーの脇でストップしたため、3周目からセーフティーカーが導入された。

車両回収を終えてセーフティーカーは7周終わりでピットイン。8周目から追い越し可能となった。9周終わって白崎は0秒9のリード。武藤から1秒1離れてLu、酒井龍太郎、酒井涼、濵邊が1秒以内の間隔で連なり、熊谷、三浦が続く。

11周目の白崎のリードは1秒1と少し広がるが、武藤も懸命に食らいついてきて、両者の差は広がっていかない。

結局、追い越しの難しい岡山国際サーキットにおいてはオーバーテイクがならず、武藤は2位でフィニッシュすることとなり、チャンピオンシップポイントのトップは保持したまま次戦第5〜6戦の富士に挑むこととなる。

また、トムススピリットの3台はいずれも8位以内でフィニッシュすることができ、特に事前練習が叶わなかった濵邊にとっては殊勲の順位で岡山を終えることとなった。

  • #28 三浦 柚貴
    スタートで順位を上げることができましたが、レースペースが足りず、終盤に抜き返されて8位でフィニッシュしました。とにかく悔しい結果です。
    ですが、下を向いている時間はありません。この悔しさを力に変えて、もっと努力して、もっと強くなって帰ってきます。
  • #29 武藤 雅奈
    前日のスタートの出遅れを改善するべく挑んだレースでしたが、ポジションを上げることはできませんでした。
    ただ、レースペースは安定するようになり、ポジティブな面もありました。富士に向けては自信を持って2連勝したいと思います。
    応援してくださった皆様、ありがとうございました。
  • #36 濱邊 誠己
    前日は守りに入ったレースをしてしまったので、今回は前を狙ったレースを意識して挑戦しました。
    スタートの蹴り出しは良く、インから3番手まで仕掛けましたが、行ききれずに引いた結果、6番手まで戻る形になりました。その後も前後ともにペース差がなく、動きのないレースになってしまいました。
    第3戦よりも前を意識したレースができ、序盤のペースにも改善は見られましたが、依然としてそこに課題があることは変わりません。次戦富士までの間にそこの課題に集中し、次はもっと上を目指します。

ドライバーズランキング

#28 三浦 柚貴
順位:5位 / ポイント:34

#29 武藤 雅奈
順位:1位 / ポイント:69

#36 濱邊 誠己
順位:14位 / ポイント:10