Super Taikyu Race Report
2025.9.26
第5戦 スーパー耐久レース in オートポリス/オートポリス
マシンのアップデートに成功し、好タイムを記録!
公式予選
2025年7月26日(土) / 天候:晴れ / 路面:ドライ
Result
- 【ST-Qクラス /104号車:クラス2位・総合17位】
大政 和彦 / Aドライバー
クラス順位:2位
ベストタイム:2’04.135
山下 健太 / Bドライバー
クラス順位:2位
ベストタイム:2’00.988
中山 雄一 / Cドライバー
クラス順位:2位
ベストタイム:2’03.725
松井 孝允 / Dドライバー
クラス順位:2位
ベストタイム:2’04.229


GR Team SPIRITが参加するST-QクラスはGr.1に振り分けられ予選が行われた。
ST-Qクラスの参加は4台。
オートポリス大会は土曜日予選、日曜日決勝のフォーマットで開催された。
午前中のフリー走行を経て、13:35からAドライバーが始まった。先週のプライベートテストから走り込んでいる大政選手は多少のミスもあり目標としていた3秒台には届かなかったが2’04.135の自己ベストを記録した。
Bドライバーの山下選手は先週のプライベートテストから好感触を得ていたこともあったが本人も驚く2’00.988を記録した。
C・Dドライバー予選では決勝に向けての更なるセット変更をして確認を中山選手、松井選手がしっかりと行った。
Aドライバー、Bドライバーの合算では4’05.123で総合17位となった。今大会で投入した足回り、エアロのアップデートが良い方向に向かっていることが確認できました。




Comment
- 大政 和彦 / Aドライバー
今大会へ向けたサス諸元変更と空力アイテム追加により車両コントロール性が大幅に向上し、自身の運転に集中することが出来ました。
予選では力みによるミスがあり、目標タイムを出すことが出来ませんでした。 - 山下 健太 / Bドライバー
今大会に向けて様々なアイテムを投入していただいた結果、クルマが大きく進化して、今までにない好感触を得ました。予選でのタイムも、自分が驚くようなタイムを出す予選でのタイムも、自分が驚くようなタイムを出すことが出来ました。 - 中山 雄一 / Cドライバー
今大会に向けてのアップデートでマシンの問題を大きく改善させることが出来ました。 - 松井 孝允 / Dドライバー
前回のアンダーステア対策がいい方向に行き、アップデートの効果を感じることが出来ました。
レースウィーク中もウイングを試したりと常に新しいことへのチャレンジを感じました。
決勝
2025年7月27日(日) / 天候:晴れ / 路面:ドライ
Result
- 【 ST-Qクラス / 104号車:クラス2位・総合13位 】
大政 和彦 / Aドライバー
ベストタイム:2’06.665
周回数:37
山下 健太 / Bドライバー
ベストタイム:2’05.554
周回数:33
中山 雄一 / Cドライバー
ベストタイム:2’04.249
周回数:32
松井 孝允 / Dドライバー
ベストタイム:2’04.633
周回数:35


11:00に5時間レースのスタートが切られた。
スタートドライバーは今大会も山下選手に託した。山下選手はST2クラスのシビックを抜きあぐんでいましたが20周目に前に出てからはペースを上げ交代する時には11位まで順位を上げて2番手の大政選手へ交代した。
大政選手もST2クラスのトップとバトルを繰り返しながらハイペースで周回を重ね、3番手の中山選手へ交代した。
中山選手に代わった直後にFCY→SCが導入された。解除後は素晴らしいペースでラップを重ねこの日ベストの2’04.249を記録した。
アンカーの松井選手は前を走る72号車と120秒近くあった差を0.5秒まで詰める走りをみせた。
SCの出たタイミングが104号車には有利に働かず、ST2クラスとの比較ではGRヤリスMT車、シビックに次ぐ3番手だった。
このレースに向けてアップデートをした成果がタイムにも現れ、ST2クラスの車両、同じDATのGRヤリス#32号車よりも速いラップタイムを連続して記録することが出来た。104号車としてはノントラブルで137周640kmを走り切った。
スーパー耐久シリーズ第6戦は10月25日(土)~26日(日)に岡山国際サーキットで3時間レースが開催される。




Comments
- 大政 和彦 / Aドライバー
予選でタイヤ性能が落ちた後も安定した車両性能が確保されていることが確認できたこともあり、安心して決勝に挑むことが出来ました。
もっといいクルマ作りに向け、チーム一丸となって次戦の岡山に備えたいと思います。ありがとうございました。 - 山下 健太 / Bドライバー
今回もスタートを担当させていただきました。他車と比べてもコーナリング速度が速く、タイヤに厳しいオートポリスですが、タレも少なく感じました。
車の進化を感じることが出来た週末で関係者の皆様には感謝しております。引き続き良い車づくりが出来るよう頑張ります。 - 中山 雄一 / Cドライバー
マシンとタイヤへの負担が大きいオートポリスで、同じ車格のマシンの中で1番安定したペースで走行出来たことはチームスタッフにとっても自信になるレースになったことと思います。解決するべきことはまだあるものの、このチームなら多くのことをクリア出来ると思える1戦となりました。 - 松井 孝允 / Dドライバー
今回のレースに向けて導入したアップデートが良い方向に向かってはいますが、レースを終えて課題はまだありますので引き続き改善に向けて取り組んでいきます。
今回の進歩は関係者の皆様のおかげです。ありがとうございました。 - 関口 雄飛 / チーム監督
前回のレースから今回のレースのインターバルで、マシンを大きく開発することに成功しました。
走り始めからドライバーは変化を感じられていました。
今まで抱えていた問題をクリアできたのでこれから次のステップに突入出来ます。更に良い車にしていきたいと思います。