Super Taikyu Race Report
2025.4.16
第1戦 もてぎスーパー耐久 4 Hours Race/モビリティリゾートもてぎ
開幕戦、ノートラブルで完走!
公式予選
2025年3月23日(日) / 天候:晴れ / 路面:ドライ
Result
- 【ST-Qクラス /104号車:クラス1位】
- 大政 和彦 / Aドライバー
クラス順位:1位
ベストタイム:2’07.841 - 山下 健太 / Bドライバー
クラス順位:1位
ベストタイム:2’05.264 - 河野 駿佑 / Cドライバー
クラス順位:1位
ベストタイム:2’08.038 - 松井 孝允 / Dドライバー
クラス順位:1位
ベストタイム:2’06.827


今年の開幕戦、ST-Qクラスは104号車1台のみの参加だった。
今年の開幕戦は22日(土)、23日(日)にそれぞれクラス別に公式予選、決勝が行われるフォーマットで開催された。104号車は23日に振り分けられた。
Cドライバーの中山選手がNLS参戦で欠場のため、リザーブドライバーの河野選手を登録した。
朝8:30からのAドライバー予選は、今年新加入の大政選手が走行した。
大政選手は木曜日の走りだしからタイムを大幅に更新する2’07.841を記録。但しセクター3、4でタイムを落としてのタイムなので悔しさが残る結果となった。
Bドライバーの山下選手は、現状ではベストの2’05.264を記録した。
C・Dドライバー予選では、セットを大きく変えてみてセットアップの方向性を探ってみながらの走行をした。




決勝
2025年3月23日(日) / 天候:晴れ / 路面:ドライ
Result
- 【 ST-Qクラス / 104号車:クラス1位・総合19位 】
- 大政 和彦 / Aドライバー
ベストタイム:2’09.991
周回数:30 - 山下 健太 / Bドライバー
ベストタイム:2’08.338
周回数:27 - 河野 駿佑 / Cドライバー
ベストタイム:2’08.338
周回数:27 - 松井 孝允 / Dドライバー
ベストタイム:2’07.747
周回数:26


12:30からの決勝はスタートドライバーに山下選手を指名。
山下選手はスタートから交代までの間前後をGR YarisのMT車に挟まれながらの走行となった。山下選手は26周を走行して2番手の大政選手に交代した。
大政選手は決勝でも安定したペースを刻み順位を下げることなく3番手の松井選手に交代した。
松井選手は練習の走行時間が少ない中でもライバルと変わらぬタイムで走るが順位上げるには至らない。
アンカーは河野選手が務めた。エンジニアも兼務している河野選手も事前の走行時間が少ないながらも安定したペースを刻み、104号車をチェッカーまで導いた。
チームとして初めて走らせるDAT車であったがトラブルを出すこともなく、ピット作業のミスもなく、4時間のレースで109周、523kmを走り切った。 スーパー耐久の第2戦は4月26日(土)~27日(日)に鈴鹿サーキットで開催される。




Comments
- 大政 和彦 / Aドライバー
デビュー戦となるもてぎ大会は大変緊張しましたが、監督・プロドライバーの皆様にサポートいただき、無事走り切ることが出来たことに感謝しています。
予選では前車との間隔が上手く取れず少し引っ掛かってしまったことや、決勝レースでの周囲の車両が絡んだ時のタイムロスの大きさなど、一つ一つ課題をクリアしていきたいと思います。ありがとうございました! - 山下 健太 / Bドライバー
予選は現状でベストなセッティングで臨みましたが、根本的なアンダーステアが強く、完璧ではありませんでした。今後改善していきたいと思います。
決勝はスタートを担当させていただきました。ポジションを上げて、ST2クラスのヤリスに挟まれる形で走行出来たので、MTのヤリスとの差を明確に感じることが出来ました。 DATや車のバランスなど改善が必要な点があるので、1年間を通して車を更に良くしていきたいです。 - 河野 駿佑 / Cドライバー
予選は週末を通してアンダーステアでありましたが、現状で出来ることは全て出来たと思います。CD予選でも練習走行で出来なかったセッティングをトライして方向性を見ることが出来たのは良かったです。
決勝は最終スティントを担当させていただきました。セッティングの他にソフトウェアの確認や四駆のモードを変えてみたりなどトライ出来ました。 週末を通してノートラブルで 過ごすことができ色々なメニューを進めることが出来ましたが、MTのGRヤリスにはまだまだペースで負けていたので引き続きバランスの調整、システムの調整など協力してもっといいクルマに向けて頑張っていきます。 - 松井 孝允 / Dドライバー
週末を通してチームがノーミスでドライバーもノーミスで最高の開幕戦を終えることが出来ました。
大政選手も初めてのもてぎで緊張もあったと思いますが素晴らしい適応で見事な週末でした。
車両はアンダーステアだったり跳ねるところもあったり、もっと良いクルマを作るためにまだまだやることは沢山ありますがチーム、エンジニア、サプライヤーの皆様と共に進んでいきます。 - 関口 雄飛 / チーム監督
先ずはノートラブルで開幕戦を終えられてホッとしています。
開幕戦を終えて明確な課題を見つけられたので、今後は課題の改善をテーマにしていきます。最終戦まであっと言う間だと思いますので、スピード感を持っていきたいと思っています。
又、今年からチームに加わった大政選手は開幕戦からプロドライバーのコーチのお陰もあり、とても素晴らしい走りを披露してくれました。
最終戦までに更にレベルアップ出来るように頑張ります。