モータースポーツ

スーパー耐久シリーズ 2022 レースレポート

第7戦 SUZUKA S耐

公式予選

2022年11月26日(土) 鈴鹿サーキット

天候:晴れ
路面:ドライ
ドライバー 車番 クラス順位 ベストタイム
河野駿佑 86 2位 2'21.876
松井孝允 1位 2'21.337
山下健太 1位 2'23.355
スーパー耐久シリーズ第7戦は、鈴鹿サーキットにて予選はGr-1、Gr-2、Xに分けられ、決勝は5時間レースが開催された。
TOM'S SPIRITの参加するST4クラスは5台が参加した。
86号車にはウエイトハンデ上限の60㎏が課せられている。
参加台数が多く中々クリアラップが取れない河野選手は練習中のタイムも更新したが0.018秒差でクラス2位のタイム。しかしBドライバー予選で松井選手が2番手に対し0.877秒差のトップタイムをマーク。A、B合算でポールポジションを獲得した。
Cドライバーの山下選手は決勝に向けての確認走行を行いながらトップタイムをマークした。
  • 河野駿佑(こうのしゅんすけ)

    河野駿佑
    【Aドライバー】

    今年の最終戦ということで1年の集大成としてポールを獲ることを目標走りましたが少し足らずに僕のAドラは2番手でした。松井選手の素晴らしいアタックのお陰でポールを獲ることが出来て、明日の決勝に向けては良い予選だったと思います。ここまで色々なセットアップも含めてどんどん車も良くなってきてますがウエイトが効いていてライバルとの差もあまりありませんがチャンピオンが掛かっているのでまずはしっかりゴールをして出来れば優勝してチャンピオンを獲れるようにチーム一丸となってベストを尽くして頑張ります!

  • 松井孝允(まついたかみつ)

    松井孝允
    【Bドライバー】

    フリー走行から車のバランスも良く、予選はベストを尽くすことだけに集中して行ってポールポジションを獲得出来たのは良かったと思います。河野選手、山下選手としっかりと良い状況で土曜日を終えられたので、明日の決勝は自信を持って勝ってチャンピオンを決めたいと思います。

  • 山下健太(やましたけんた)

    山下健太
    【Cドライバー】

    最終戦をポールポジションからスタート出来るのは良いと思います。自分の予選では今週1度もロングをしていないので長く走りバランスの確認をして、決勝に向けてセットの確認をすることが出来ました。明日の決勝は荒れるかもしれませんが勝ってチャンピオンを決めたいと思います。

  • 三塚 隆【チーム代表/監督】

    60kgのウエイトハンデで車両が重く、苦しい状態で予選に挑みました。
    Aドラの河野選手は路面コンディションとセットが合わなかったが0.018秒差の2番手を獲得しました。
    Bドラの松井選手はセットを変更して予選に挑み、2番手に0.877秒差をつけてトップタイムをマーク、合算タイムでポールポジションを獲得出来ました。
    Cドラの山下選手は決勝レースに向けての最終確認を行いました。
    明日は今年最後のレース、優勝してシリーズチャンピオンを決めたいと思います。

決勝

2022年11月27日(日) 鈴鹿サーキット

天候:晴れ
路面:ドライ
ドライバー 車番 クラス順位 ベストタイム
河野駿佑 86 1位 2'25.918
松井孝允 2'24.190
山下健太 2'24.520
27日(日)決勝は10時45分に5時間レースのスタートが切られた。
SUGO大会よりST4クラスは1本20Lの給油ボトルによる給油方式に変更になった。
1回の給油で最大60L(3本)の給油が許される。
20L以上給油する場合はピット入口から出口までを1分50秒以上で通過しなければならないルールになっている。
ポールポジションからスタートの松井選手は2番手とあまりラップタイムが変わらず引き離せない苦しい展開だったが、SC、FCYが何回も入る荒れたレースを上手くコントロールしギャップを広げて山下選手、河野選手にバトンを繋いだ。
チャンピオンが掛かったアンカーはこのレースでチームを卒業する山下選手に託した。
86号車は松井選手→山下選手→河野選手→山下選手の順番で走り切り今季5勝目を飾るとともにシリーズチャンピオンを獲得した。
  • 河野駿佑(こうのしゅんすけ)

    河野駿佑
    【Aドライバー】

    最終戦をポールからのスタートで優勝してチャンピオンを獲得することが出来ました。GR86の初年度でこのような結果を残すことが出来てとても嬉しいです。全員がミスなく、また戦略や展開にも助けられて1年の集大成として良いレースが出来たと思います。素晴らしいチームでみんなで助け合いながら、そして成長しながら1年間戦えました! 素晴らしい環境でレースをさせていただけた事にご支援、ご声援いただきました皆様に感謝します。ありがとうございました!

  • 松井孝允(まついたかみつ)

    松井孝允
    【Bドライバー】

    まず1年間良い車を用意してくださったチーム、サプライヤー、関係者の皆様ありがとうございました。
    レースはスタートから二番手のライバルを離せず苦しい展開でしたが荒れたレースの中でチームの戦略に助けられギャップを築く事が出来てその後の山下選手、河野選手、最後に再び山下選手とミスなくドライブして勝つ事が出来ました。
    チャンピオンをこのチームで獲る事が出来て本当に嬉しい限りです。ありがとうございました。

  • 山下健太(やましたけんた)

    山下健太
    【Cドライバー】

    1年間ありがとうございました。
    良い車を用意してくださり、ドライバーも含めチーム全員がミスなく力を出し切れた事がチャンピオンに繋がったと思います。レースはライバルとのスピード差がない中、戦略で上手くギャップを広げられた事が、今回の勝因でした。優勝でチャンピオンを決める事が出来て嬉しいです。ありがとうございました。

  • 三塚 隆【チーム代表/監督】

    シリーズ最終戦はライバルも速くなり差をつけるのが難しかったです。
    今日の優勝はFCY、SCが複数回でる物凄く荒れたレースを、上手くドライバー、チームスタッフ全員がミスなくレースを運んでくれてた結果だと思います。
    目標であった優勝してシリーズチャンピオンを獲る事も出来ました。
    応援してくださった皆様、ありがとうございました。

第6戦 スーパー耐久レース in 岡山

公式予選

2022年10月15日(土) 岡山国際サーキット

天候:晴れ
路面:ドライ
ドライバー 車番 クラス順位 ベストタイム
河野駿佑 86 2位 1'43.567
松井孝允 1位 1'42.895
山下健太 1位 1'44.210
スーパー耐久シリーズ第6戦は、岡山国際サーキットにてGr-1、Gr-2に分けられ、それぞれ決勝は3時間レースが開催された。
TOM'S SPIRITの参加するST4クラスは4台が参加した。
前大会を体調不良で欠場した河野駿佑選手が戻ってきた。
86号車にはウエイトハンデ上限の60㎏が課せられている。
クラスの車両に引っ掛かり中々クリアラップが取れない河野選手は最後の最後に自己ベストタイムをマークしましたがクラス2位のタイム。しかしBドライバー予選で松井選手が断トツのトップタイムをマークしてポールポジションを獲得した。
Cドライバーの山下選手は決勝に向けての確認走行を行いながらトップタイムをマークした。
  • 河野駿佑(こうのしゅんすけ)

    河野駿佑
    【Aドライバー】

    フリー走行からマシンのセットアップを進めてどんどん良くしていくことが出来た中で予選を迎えましたが、他クラスとのタイミングなどでタイヤが良い時にベストなアタックが出来ませんでした。しかしながら松井選手の素晴らしいアタックでそれ以上の差をつけていただいたおかげでポールポジションを獲得でき感謝しています。

  • 松井孝允(まついたかみつ)

    松井孝允
    【Bドライバー】

    フリー走行からエンジニア、メカニックの全員のお陰で車が速くなり、河野選手のアタックも素晴らしくポールポジションを獲得することが出来ました。そのまま山下選手にも車の状態を確認してもらい決勝に向けての準備も整ったと思います。

  • 山下健太(やましたけんた)

    山下健太
    【Cドライバー】

    今回もウエイトが重くてライバルとパフォーマンスが近い中、河野選手、松井選手の素晴らしいアタックでポールポジションを獲得出来て感謝しています。 明日の決勝に向けて有利なポジションを確保出来ました。

  • 三塚 隆【チーム代表/監督】

    前日までセットアップが決まらず、ウォームアップでセットを変更し予選に挑みました。
    Aドラの河野選手はクリアラップを上手く取れず2番手でしたがBドラの松井選手が120%の力を出し、予想以上のタイムを出してトップタイム、合算タイムでポールポジションを獲ることが出来ました。
    Cドラの山下選手はレースに向けての最終確認を行いました。

決勝

2022年10月16日(日) 岡山国際サーキット

天候:晴れ
路面:ドライ
ドライバー 車番 クラス順位 ベストタイム
河野駿佑 86 1位 1'45.743
松井孝允 1'43.902
山下健太 1'44.283
16日(日)決勝は8時30分に3時間レースのスタートが切られた。
SUGO大会よりST4クラスは1本20Lの給油ボトルによる給油方式に変更になった。
1回の給油で最大60L(3本)の給油が許される。
20L以上給油する場合はピット入口から出口までを1分45秒以上で通過しなければならないルールになっている。
ポールポジションからスタートの松井選手が後続を毎周ごとに引き離す展開になった。途中SCが入ったタイミングで一時18号車に先行されたが松井選手からバトンを受けた山下選手が落ち着いてパスをしてその差を広げてアンカーの河野選手へバトンを繋いだ。
86号車は松井選手→山下選手→河野選手の順番で走り切り第4戦オートポリス大会以来の優勝を飾った。
  • 河野駿佑(こうのしゅんすけ)

    河野駿佑
    【Aドライバー】

    SC、FCYなどで荒れた展開になりましたが、チームの完璧な戦略でトップを守ることができ嬉しい優勝でした。
    レースウィークを通して車もどんどん良い方向に持っていくことができ、重たい中チーム全体で勝ち取ることが出来ました。
    残るは最終戦で、ウエイトハンデ60㎏は変わらずですが、今年の集大成として勝ってチャンピオンを獲得出来るように頑張ります。

  • 松井孝允(まついたかみつ)

    松井孝允
    【Bドライバー】

    スタートの不安は60㎏のウエイトが厳しくのしかかるだろうと思っていましたが、それをもカバー出来るマシンを用意してくれたお陰でトップを守ることができ、山下選手、河野選手とバトンをつなぎ優勝出来たことはホッとしました。
    ホームコースでの優勝は嬉しいです。最終戦は勝ってチャンピオンを決めたいです!

  • 山下健太(やましたけんた)

    山下健太
    【Cドライバー】

    FCY、SCが多く出たレースでしたが、安定した速さと的確な戦略で優勝でき嬉しいです。
    セットアップも変更したことが良い方向に向き、進化を感じることが出来ました。
    最終戦はしっかり勝ってチャンピオンを決められるように頑張ります。

  • 三塚 隆【チーム代表/監督】

    スタートダッシュで上手く逃げたものの、ウエイトが重くて差を広げるのが難しかったのですが、ドライバー、チームスタッフがミスなく戦った結果、優勝することが出来ました。
    最終戦の鈴鹿もチーム一丸となって頑張ります。

第5戦 もてぎスーパー耐久 5 Hours Race

公式予選

2022年9月3日(土) モビリティリゾートもてぎ

天候:曇り
路面:ドライ
ドライバー 車番 クラス順位 ベストタイム
鵜飼龍太 86 2位 2'13.044
松井孝允 2'11.529
山下健太 1位 2'13.903
スーパー耐久シリーズ第5戦は、モビリティリゾートもてぎにて予選のみGr-1、Gr-2、Gr-Xに分けられ、決勝は5時間レースが開催された。
TOM'S SPIRITの参加するST4クラスは5台が参加した。
河野駿佑選手が体調不良により、もてぎ大会には出場できなくなってしまった為、急遽ルーキレーシングの鵜飼龍太選手をAドラとして起用することになった。
富士、SUGO、AP、の優勝を受けて86号車には60kgのウエイトハンデを課せられた。
前日、86号車に初めて乗った鵜飼選手は健闘しましたが2位、松井選手も60kgのウエイトハンデが効いていて2位。明日の決勝はクラス2位からのスタートとなった。 山下選手はベストタイムがペナルティで採択されなかったがクラストップタイムを記録した。
  • 鵜飼龍太(うかいりゅうた)

    鵜飼龍太
    【Aドライバー】

    今回急遽トムススピリットから参戦させてもらうことになりました。ルーキーレーシングの28号車と同じGR86ですが乗り味が違うところもあります。しっかり車と対話をして松井選手、山下選手からもドライビングを教わりながら性能共有をして良い結果に結びつけられるように頑張ります。

  • 松井孝允(まついたかみつ)

    松井孝允
    【Bドライバー】

    今回の予選に関しては車のバランスは完璧で乗りやすかったですし、しっかりタイムも出せたと思うのですが、やはりウエイト60㎏はライバルに対しては厳しかったです。ですが決勝のロングランもしっかり見れていますし、明日の決勝に対してはすごく自信があるの5時間という長いレース、チームワークで優勝目指して頑張りたいと思います。

  • 山下健太(やましたけんた)

    山下健太
    【Cドライバー】

    今日の予選は2番手ということで連続ポールポジション記録が途絶えてしまい残念ですが、今回河野選手が体調不良で鵜飼選手が昨日から走り始めて、そもそも60kgのウエイトハンデでストップ&ゴーのもてぎは厳しいと思っていたけどその中で鵜飼選手が合わせてくれて、13秒台という良いタイムを出してくれて流石だなと思いましたし、2番手だけど良いタイムだったと思います。
    明日のロングはまた別の戦いになってくると思うのでしっかり戦って連勝を出来るように頑張ります。

  • 三塚 隆【チーム代表/監督】

    前日、河野選手が体調不良により出場出来なくなり、急遽鵜飼選手が86号車に乗ることになりました。まだ車に慣れないままでの予選になりましたが鵜飼選手、松井選手は健闘しました。
    ウエイトハンデ60㎏で苦しい予選となりましたが2位を獲ることが出来ました。
    山下選手は、明日の決勝セッティングの最終確認を行いました。

決勝

2022年9月4日(日) モビリティリゾートもてぎ

天候:曇り
路面:ドライ
ドライバー 車番 クラス順位 ベストタイム
鵜飼龍太 86 2位 2'16.711
松井孝允 2'14.073
山下健太 2'15.286
4日(日)決勝は11時00分に5時間レースのスタートが切られた。
SUGO大会よりST4クラスは1本20Lの給油ボトルによる給油方式に変更になった。1回の給油で最大60L(3本)の給油が許される。
20L以上給油する場合はピット入口から出口までを1分45秒以上で通過しなければならないルールになっている。
スタートドライバーの松井選手がトップの884号車を追うが60kgのウエイトハンデが効いていてコーナー立ち上がりで少しずつ離される展開となった。
86号車は松井選手→山下選手→鵜飼選手→松井選手の順番で懸命にトップの884号車を追ったが1周差をつけられて2位となった。
富士24時間レースから続いていた連勝が止まってしまった。
  • 鵜飼龍太(うかいりゅうた)

    鵜飼龍太
    【Aドライバー】

    ひとまず決勝は無事に走り切ることが出来て良かったと思います。トムススピリットの86号車で決勝を走れたことによって路面の変化等の車両挙動だったりとかすごく色々勉強になりました。2人のドライバーからもドライビングの方法に関してもしっかり教わりました。
    違う景色で色々な経験、勉強がが出来ましたので28号車と性能共有しながらもっと良い車づくりに繋げていきたいと思います。

  • 松井孝允(まついたかみつ)

    松井孝允
    【Bドライバー】

    スタートからとにかくウエイト60㎏がキツくのしかかってきたなというのが走っていての印象でした。こればかりがどうしようも出来ないので仕方がない中、チーム全員でミスなく行けたので2位を獲得できたので良かったと思います。最小限の差で884号車に付いて行けたので岡山ではウエイト差も小さくなりよりシビアな戦いになると思いますがチャンピオン獲得に向けてチーム一丸となって戦いたいと思います。

  • 山下健太(やましたけんた)

    山下健太
    【Cドライバー】

    60㎏のウエイトハンデが効いて1周コンマ5秒位ずつ離される展開が続いて中々逆転出来るチャンスがなかったのですが、出来る中で3人のドライバー、チームがノーミスで2位を獲得出来たことは良かったと思います。
    残りの2戦は勝ってチャンピオンを決めたいと思います。

  • 三塚 隆【チーム代表/監督】

    もてぎはストップ&ゴーが続くサーキットで60㎏のウエイトを積んでいる86号車には苦しいレースになりました。ドライバーもミスがなく、チームもミスすることなく送り出し2位でチェッカーを受けることが出来ました。
    次戦、岡山は86号車の得意なコースなのでチーム一丸となって頑張ります。
    応援宜しくお願いいたします。

第4戦 スーパー耐久レース in オートポリス

公式予選

2022年7月30日(土) オートポリス

天候:雨
路面:ウエット
ドライバー 車番 クラス順位 ベストタイム
河野駿佑 86 1位 2'07.302
松井孝允 2'13.875
山下健太 2'16.726
スーパー耐久シリーズ第4戦は、オートポリスにて予選のみGr-1、Gr-2に分けられ、決勝は5時間レースが開催された。
TOM'S SPIRITの参加するST4クラスは4台が参加した。
TOM'S SPIRITは、河野駿佑選手・松井孝允選手・山下健太選手の3名のドライバーで5時間の決勝レースを戦う。
富士、SUGOの優勝を受けて86号車には40kgのウエイトハンデを課せられた。
今大会もA、Bドライバーの合算タイムで順位が決まる事に変更はない。
A・Bドライバー共にトップタイムをマークし、ポールポジションを獲得した。Cドライバーもトップタイムをマークした。
  • 河野駿佑(こうのしゅんすけ)

    河野駿佑
    【Aドライバー】

    予選は天候が不安定でウエットでスタートしてドライに変わりましたがそんな中でも安定して速い状態を作ってくれたチームに感謝ですし結果も1番を獲ることが出来たので自分の仕事としては良かったと思います。
    ドライもウエットも沢山データが取れたので、明日の決勝に向けて不安要素はなく、3連勝目指して戦っていけると思います。

  • 松井孝允(まついたかみつ)

    松井孝允
    【Bドライバー】

    フリー走行からチームの方で色々セットアップを含めて合わせ込むことが出来たのでドライからウエットになっても車は良い動きをしてくれました。明日の決勝では40㎏のウエイトハンデが毎周毎周効いてくると思いますが、チームとドライバー力を合わせてミスなくいけば勝てると思うのでしっかりと集中して頑張ります。

  • 山下健太(やましたけんた)

    山下健太
    【Cドライバー】

    松井選手と河野選手が難しいコンディションの中、後ろを大差で離してポールポジションが獲れて良かったと思います。
    自分はレインタイヤが水がない中でどれだけ使えるのかの確認がしっかり出来たので良かったと思います。
    明日の決勝も頑張ります。

  • 三塚 隆【チーム代表/監督】

    富士、SUGOの優勝により他車より40㎏以上重い状態での予選になりましたが河野選手、松井選手共に、トップタイムをマークしポールポジションを獲ることが出来てホットしています。

決勝

2022年7月31日(日) オートポリス

天候:曇りのち雨
路面:ドライからウエット
ドライバー 車番 クラス順位 ベストタイム
河野駿佑 86 1位 2'08.165
松井孝允 2'07.683
山下健太 2'08.216
31日(日)決勝は11時00分に5時間レースのスタートが切られた。
SUGO大会よりST4クラスは1本20Lの給油ボトルによる給油方式に変更になった。1回の給油で最大60L(3本)の給油が許される。
40L以上給油する場合はピット入口から出口までを1分45秒以上で通過しなければならないルールになっている。
スタートドライバーの松井選手がグリーンランプ点灯直後から同一クラスの他車を引き離し、順調にギャップを広げていく。
86号車は松井選手→山下選手→河野選手→松井選手の順番で順調に走行を重ね、序盤ピット戦略の違いでトップを譲る場面もあったが、2位に1周の差をつけて3連勝を飾った。
  • 河野駿佑(こうのしゅんすけ)

    河野駿佑
    【Aドライバー】

    予選に続き天候が不安定な状態でした。40㎏のウエイトハンデは決して楽な状態ではありませんでしたが、チーム全員で力強いレースが出来ました。どんなコンディションでも速く走れることが結果で示すことができ良かったです。また車的にも厳しいオートポリスでトラブルも無く、素晴らしい車に仕上げてくれたチームの皆さんに感謝します。
    個人的なところでは自分のスティント最後に雨が降り始めた際のコンディションなどのチームへのインフォメーションをもう少し冷静に出来れば良かったのではないか、ドライビングの面でも操作系のミスもあったので改善していかなければいけないと感じました。
    次戦は60㎏のウエイトを積んだ状態でストップ&ゴーのもてぎなので苦しい展開も予想されますが、進化出来るところを探し、力強いレースが出来るようにチーム全体で準備をしていきます。

  • 松井孝允(まついたかみつ)

    松井孝允
    【Bドライバー】

    スタートから二番手に対してギャップを作ることができ、一旦前に出られてしまい焦りましたがエンジニアの作戦でその後また前に出ることが出来ました。
    流石に40㎏のウエイトがキツくタイヤが垂れてしまいペースが上げづらい中、山下選手、河野選手が良いペースで走ってくれたのでギャップが広がり最後までペースをコントロールして走ることができましたチームの作戦も完璧で本当に助けられました。
    次戦は60㎏とウエイトハンデがキツいですが全戦優勝を目指して戦っていきます!

  • 山下健太(やましたけんた)

    山下健太
    【Cドライバー】

    今回は40㎏のウエイトハンデを背負い厳しいレースになるかと思いましたが、不安定な天候の中、戦略も上手くいき、優勝することが出来ました。特に松井選手と河野選手は難しいコンディションの中、速いペースでギャップを築いてくれて助けられました。
    次戦は60㎏のウエイトハンデと更に厳しい条件ですが、また頑張りたいと思います。

  • 三塚 隆【チーム代表/監督】

    練習走行から、何種類かセットを試し、決勝に向けたセット、戦略が上手くいきました。
    チーム全員がミスをすることなく今回も優勝することが出来ました。
    次戦もてぎは、ウエイトハンデが60㎏なので難しいが優勝を目指して頑張ります。
    応援宜しくお願いいたします。

第3戦 SUGOスーパー耐久3時間レース

公式予選

2022年7月9日(土) スポーツランドSUGO

天候:雨のち晴れ
路面:ドライ/ウエット
ドライバー 車番 クラス順位 ベストタイム
河野駿佑 86 1位 1'34.094
松井孝允 1'33.247
山下健太 1'37.982
スーパー耐久シリーズ第3戦は、スポーツランドSUGOにてGr-1、Gr-2に分けられ、それぞれ3時間レースが開催された。
TOM'S SPIRITの参加するST4クラスはGr-2に編入された。
Gr-2は29台のエントリーがあり内ST4クラスは5台が参加した。
TOM'S SPIRITは、河野駿佑選手・松井孝允選手・山下健太選手の3名のドライバーで3時間の決勝レースを戦う。
富士の優勝を受けて86号車には20kgのウエイトハンデを課せられた。
今大会もA、Bドライバーの合算タイムで順位が決まる事に変更はない。
A・Bドライバー共にトップタイムをマークし、ポールポジションを獲得した。Cドライバーもトップタイムをマークした。
  • 河野駿佑(こうのしゅんすけ)

    河野駿佑
    【Aドライバー】

    トラフィックに引っ掛かり自分的には満足なタイムではなかったがその中でもトップタイムをマークできたのは車のベースの高さが証明出来て、チームのセッティングを含めて車が良い状態だったからこその結果だと思います。

  • 松井孝允(まついたかみつ)

    松井孝允
    【Bドライバー】

    雨がパラついている中で連続してアタックをしましたがタイヤを痛めてしまい自分が狙っていたタイムには少し届きませんでした。
    それでもトップタイムを記録出来たのは良かったと思います。

  • 山下健太(やましたけんた)

    山下健太
    【Cドライバー】

    河野選手と松井選手の素晴らしいアタックで2戦連続でポールを取ることが出来ました。
    富士の優勝でウエイトを積んでいるにも関わらず他車を引き離してポールを獲れたので車の進化もあったと思います。
    Cドラの予選に関してはドライかウェットか微妙なコンデションの中でしたが良いアタックが出来ました。

  • 三塚 隆【チーム代表/監督】

    路面コンディションが不安定な中、河野選手、松井選手がきっちりと走ってくれたので富士に続きポールポジションを獲得することが出来た思います。Cドライバーの山下選手も難しいコンディションの中、トップタイムをマークすること出来ました。
    明日の決勝は今日までの不安定な天候から晴れて暑い中でのレースが予想されています。しっかりと準備して決勝レースに挑みたいと思います。

決勝

2022年7月10日(日) スポーツランドSUGO

天候:晴れ
路面:ドライ
ドライバー 車番 クラス順位 ベストタイム
河野駿佑 86 1位 1'35.268
松井孝允 1'34.289
山下健太 1'36.234
10日(日)Gr-2の決勝は8時45分に3時間レースのスタートが切られた。
今大会よりST4クラスは1本20Lの給油ボトルによる給油方式に変更になった。1回の給油で最大60Lの給油が許される。
40L以上給油する場合はピット入口から出口までを1分45秒以上で通過しなければならないルールになっている。
スタートドライバーの松井選手がグリーンランプ点灯直後から同一クラスの他車を引き離し、順調にギャップを広げていく。
86号車は松井選手→河野選手→山下選手の順番で順調に走行を重ね、ピットストップのタイミングでトップを譲る場面もあったが、2位に1周の差をつけて富士24時間に続き優勝を飾った。
  • 河野駿佑(こうのしゅんすけ)

    河野駿佑
    【Aドライバー】

    松井選手がスタートから半分以上走って大きなギャップを築いてくれたおかげで安心して走ることが出来ましたので松井選手に感謝します。後続とのギャップはありましたが色々な課題もあり僕らの中での車を鍛える面で手を抜くことはなく常に全開で走り続けて優勝出来て良かったと思います。オートポリスに向けて更にウエイトを積むけどその中で良い車を作って戦っていけば連勝出来ると思います。
    今回はチームのクルーの作業など完璧で誰一人ミスがなくレース内容としても良かった思います。
    オートポリスに向けてしっかり準備して戦いたいと思います。

  • 松井孝允(まついたかみつ)

    松井孝允
    【Bドライバー】

    ドライバーとして3人のレベルも高くチームも今回ドライでも雨でも良い車を用意してくれてチーム、ドライバー共に良かったと思います。タイヤの熱ダレをフリー走行で確認しデータがとれていたので他のチームに比べて良かったと思います。
    次のオートポリスに向けて、まだまだ足回りだったりブレーキだったりしっかりやれればレベルが上がると思っているので今回勝てたから終わりではなくてもっともっと進化して車を鍛えてもっと良い車づくりに活かしていけないと思うのでもっと鍛えたいと思います。
    とにかく今回は勝てて良かったと思います。皆に感謝しています。

  • 山下健太(やましたけんた)

    山下健太
    【Cドライバー】

    松井選手が半分以上走ってくれて40秒以上の差をつけてもらったので後半を担当した河野選手と僕は余裕のある状態で走れ、優勝することが出来ました。
    車に関してはタイヤがズルズルになってしまってその中でのバランスについてオートポリスに向けて改善出来ればまた一歩ステップを踏めるかなと考えています。

  • 三塚 隆【チーム代表/監督】

    決勝レースはスタートから少しずつ2位以下を引き離しスタートドライバーの松井選手が半分以上を安定して走ってくれて十分なマージンを築きセカンドドライバーの河野選手に交代することが出来ました。河野選手もも安定したペースで走り切り、山下選手に襷を繋ぎました。ラストの山下選手も2位以下に十分な差をつけての走行になりましたがチェッカーまで手を緩めることなく走り切り、富士24時間に続き連勝することが出来ました。
    今回より給油ボトルでの給油、ピットレーン通過時間の設定など新しいルールの中でのレースとなりましたがチームとしてミスなく、作戦も上手く行ったと思います。 次戦のオートポリスまであまり時間はありませんが車をもっと進化させ、万全の体制で挑みたいと思います。

第2戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース

公式予選

2022年6月3日(金) 富士スピードウェイ

天候:晴れ
路面:ドライ
ドライバー 車番 クラス順位 ベストタイム
河野駿佑 86 1位 1'56.611
松井孝允 1'55.823
山下健太 1'58.191
スーパー耐久シリーズ第2戦は、富士スピードウェイに過去最多の56台のマシンが集結して、24時間レースが開催された。
本レースには1台のエントリーで最多6名のドライバーが参戦可能だが、 TOM'S SPIRITは河野駿佑選手・松井孝允選手・山下健太選手の3名のドライバーで24時間を戦う。
本レースの公式予選は、A~Fドライバー用に5セッションがタイムスケジュール上で設定されているが、A、Bドライバーの合算タイムで順位が決まる事に変更はない。
A・Bドライバー共に他車を大きく引き離したトップタイムをマークし、ポールポジションを獲得、貴重な2ポイントを獲得した。
  • 河野駿佑(こうのしゅんすけ)

    河野駿佑
    【Aドライバー】

    車はシェイクダウンしたての新車ですが、水曜日(6月1日)からチームと丁寧にセットアップに時間をかけて作り上げ、非常に順調で良い方向に仕上げることができました。公式予選ではシフトミスしたラップもありましたが、マシンはレースウィークで一番乗りやすく、ベストラップを更新できたので、この後に乗る松井選手と山下選手に良い流れでバトンを渡すことができたと思います。

  • 松井孝允(まついたかみつ)

    松井孝允
    【Bドライバー】

    初めてGR86での公式予選は、本当に初めて尽くしで車として新たな課題も見つかりましたが、アタックとしては結果的にポールポジションを取れたのはプラスに捉えて良かったと思います。
    マシン的には次戦の菅生以降の戦い方はもう少し考えたいと思いますが、今は明日・明後日の24時間レースを走り切ることを優先して戦いたいと思います。

  • 山下健太(やましたけんた)

    山下健太
    【Cドライバー】

    今回はシェイクダウンしたばかりの車ですが、特に大きなトラブルもなくセットアップも進められて河野選手も松井選手も速かったし、自分もいいタイムを出せたので、初戦としては非常に良い形で予選までは終えられたなと思います。レースではトラブルが出るのかわからないですが、安定して走れれば優勝間違いないのでゴールまで運べたらと思います。

  • 三塚 隆【チーム代表/監督】

    いろんな部分が上手く行き、昨日まであったトラブルもある程度は解消できたので今日はポールポジションが獲れたんだと思います。
    ただまだ課題は残っているのでこれから先、もっともっと進化させて行きたいと思います。

決勝

2022年6月4日(土)〜5日(日) 富士スピードウェイ

天候:晴れ
路面:ドライ
ドライバー 車番 クラス順位 ベストタイム
河野駿佑 86 1位 1'58.541
松井孝允 1'58.080
山下健太 1'57.983
4日(土)13時30分からのスタート進行が始まり、1時間のグリッドウォークを挟み、15時に24時間レースのスタートが切られた。
24時間のレース中、スタートから20時間以内に10分間のメンテナンスタイムが1回義務付けられている。
スタートドライバーの松井選手がグリーンランプ点灯直後から同一クラスの他車を引き離し、順調にギャップを広げていく。
86号車は松井選手→河野選手→山下選手のローテーションで順調に走行を重ね、夜の時間帯にはレギュレーションで定められた1名のドライバーが連続走行できる最長3時間以内をメドに、ダブルスティントに作戦を切り替えた。
スタートから22時間が経過した13時を過ぎた時、突然、山下選手から無線が入り、駆動系にトラブル発生の連絡が入り、チームは緊急ピットインを指示、車を前からピットに入れ、ミッション交換作業を開始した。
ミッションは熱が入っていたが、チームは約40分間で交換作業を終了させ、大きなギャップを築いていた86号車をトップで再びコースに送り出した。
今大会はFCYとSCが10回以上も導入される荒れたレースになったが、86号車は2位のマシンに45Lap離す652周を走り切ってチェッカーを受けた。
  • 河野駿佑(こうのしゅんすけ)

    河野駿佑
    【Aドライバー】

    決勝に向けてロングランテストが出来なかったので、チームスタッフの皆も不安だったと思いますが、その状況でも22時間までは大きなトラブルもなく、本当に順調でした。レース終盤にミッショントラブルが発生しましたが、チームの対応力が凄かったことや車のパフォーマンスが高くてペースも良かったですし、ドライバーもピット作業も含めてミスがなく、ミッショントラブルが発生しましたがヒューマンエラーに起因するトラブルが何も無く、デビュー戦なのに凄くいいレースが出来たんじゃないかと思います。
    ただ僕らの勝つという使命、車を鍛える、もっと良い車を作るという中で結果も出ましたが課題も出た非常に収穫があったレースだったと思います。今回はチームに取り開幕戦なので次の菅生に向けていろんな準備して、引き続き勝利できるように僕たちドライバーも準備したいと思います。

  • 松井孝允(まついたかみつ)

    松井孝允
    【Bドライバー】

    決勝を走り切ってチーム力の高さを思い知りました。86の時からそうですがチームがこの車を知り尽くしていて、レース終盤に発生したトラブルにも素早い作業でコースに車を送り出してくれ、チェッカーを受けれたことが優勝に繋がったと思いますので、チームに感謝したいと思います。
    ただトラブルが出たことはもっと良い車作りという点ではまだまだ治すところがありますし、エンジニアとしっかりコミュニケーションを取って対応していきたいですし、セッティングをさらに詰めていければ次戦の菅生も自ずと結果もついてくると思います。
    とにかくここで終わらせるのではなく、次戦に向けて準備を進めないと他のチームに追い越されてしまうので、僕たちは全力を出し続けていくことでシリーズチャンピオンを獲りたいと思います。

  • 山下健太(やましたけんた)

    山下健太
    【Cドライバー】

    まずは優勝できて本当に良かったなという想いです。レースがスタートしてから22時間、車は順調でチームの戦略も凄く決まり、2位の車と40周ぐらいのビハインドで凄く良かったんですけど、終盤にミッショントラブルが発生してしまいましたがメカニックさんが本当に早い作業でタイムロスを最小限にしてくれたので、大差を守ったままゴールができて良かったと思います。
    車はシェイクダウンしたてなのにとても速くて、レース中にトラブルが発生はしましたが、あの程度で済んで良かったです。
    今年はこの車でS耐に全戦出場するので、シリーズチャンピオンを目指してがんばっていきたいと思います。

  • 三塚 隆【チーム代表/監督】

    新型車であるがゆえに公式予選で若干の初期トラブルが発生しました。決勝レースでは同様のトラブルが出ないようにメンテナンスチェックをしましたが、最後の最後まで治り切らない状態でスタートを迎えることになりました。
    レースでは車の調子も良く、他車の接触や車両トラブルなどで複数回のFCY(Full Course Yellow)やSC(Safety Car)が導入されるタイミングで車をピットインさせてマージンを稼ぎつつ、コース上では車を坦々と走らせ続けましたが、22時間を経過した後に何の前兆もなくトランスミッションが破損してしまい、緊急ピットインでのミッション交換を実施しました。
    ピットでの作業時間は約40分間でしたが、トラブルが発生する前に2位以下のマシンを大差で引き離しており、クラストップで車をコースに戻すことができ、24時間レースで優勝することができました。
    次戦の菅生までには今回発生したトラブルを解消させ、万全の体制で臨みたいと思います。

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