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マフラーはトムスバレルをチョイス。参考近接排気音は純正の74dBに対して77dB。もちろん、保安基準適合です。
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純正マフラーは輝きもなくテールエンドも控えめで、お世辞にもカッコイイとは言えませんよね。 ▲クリックして拡大
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ピカピカのWテールでスポーティなリヤビューに。サイレンサーが目立たず、派手すぎないのもポイントです。 ▲クリックして拡大
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見た目にも鮮やかな赤が特徴的なトムスのスーパーラムII。エアクリーナーボックスに入ってしまうのがもったいないですね。
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3層構造のフィルター部には、圧力損失の原因となるセル膜を除去した特殊なポリウレタンフォームを採用しています。
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エンジンルーム中央にあるエアクリーナーボックスのフタを開け、内部のフィルターを交換。DIYでも簡単に交換できます。
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こんにちは、トムススピリットの八重樫です! 今回のカスタマイズメニューは、車高調と並んでチューニングの第一歩として挙げられる吸排気系です。
エコを全面に打ち出すプリウス、かつガソリンが高騰する現代において、エンジンのポテンシャルを引き出すことでクルマを速くするための吸排気チューンは、不似合いなメニューというイメージがあるかもしれません。でも、ハイブリッドカーだってスポーツしたいですよね。
それではまずマフラーですが、今回装着するのは「エキゾーストシステム・トムスバレル」です。こちらはリヤピースのみの交換タイプでパイプ径は50φ、テール径は90φオーバルWテールのフルステンレス製になります。見た目に特徴的なのは、メインサイレンサーを黒く塗装していること。エコカーであるプリウスのキャラクターを考えて、あえて目立たないようにしているんですね。それでいて輝くオーバルWテールが、純正とはひと味もふた味もちがう、上品でスポーティなリヤビューに仕立ててくれます。
性能においては、レーシングテクノロジーを投入して開発されたトムス製だけに排気効率を追求しています。NAのハイブリッドカーではパワーの変化をなかなか体感しにくいですが、アクセルを踏み込んだ際のレスポンスアップにも貢献しています。もちろん、2010年4月1日より施行されたマフラー新規制にも対応していますので、4月1日以降に生産されたプリウスでも安心です。
そして、排気系と同時のオススメカスタマイズメニューが吸気系のチューニング。空気を吸って吐くというのは、人間の呼吸と同じで重要なこと。排気効率が上がったら、吸気も同じように効率アップするのが理想です。
そこで選んだのがトムスの「スーパーラムII」。フィルターには圧力損失の原因となるセル膜を排除した特殊三層フォームを採用し、高い集塵性を発揮しながら吸入抵抗を大幅に減少できます。同じトムス製ですから、マフラーとの相性もバッチリ。吸って吐いてがスムーズになります。エアクリーナーは遅くとも1年ぐらいで掃除したいもの。ZVW30プリウスが発売されてちょうど1年ですから、リフレッシュをかねて交換するのもいいでしょうね。
さて、それでは気になるインプレッションですが、マフラーの抜けのよさと吸気効率の向上により、アクセルを踏み込んだときのサウンドは別物。スポーティに走りたいときは、ヤル気にさせてくれます。それでいてアイドリング時はノーマル同様に静かで、深夜の帰宅でもご近所迷惑になることはありません。プリウスをスポーティ・ハイブリッドに仕上げたいなら、絶対オススメのメニューですよ。