まずレオン三塚が目を付けたのは、IS350用のブレーキキャリパーの流用移植です!これは加工なしのボルトオンでの装着が可能(リアについては、バックプレートの加工が必要です)なため、部品代も安く高額になりがちなブレーキチューンとしては、リーズナブルな金額で行なうことが出来ます。
右の写真が装着写真になります。IS250の純正キャリパーが2ポッドなのに対して、IS350の物は4ポッドとなっており(フロント)、ローター径もフロントが250の296mmから350は334mm、そしてリアは同じく291mmから310mmへと大径化するため、当然ブレーキ性能はアップとなります。
交換したキャリパー&ローターに合わせてせてブレーキパッドもTOM'Sの『ブレーキパッド・パフォーマ』へと変更。更にはブレーキラインも純正のゴムホースから、ステンレスメッシュの『トムスブレーキライン』へと変更をしました。
この2アイテムの交換の効用はと言うと、まずパッドは直接ローターと触れてブレーキの性動力を発生させるパーツなので、パッドの持つ特性次第でブレーキのフィーリングはかなり変わってきます。
そしてブレーキラインの方は、コストの関係もあり、純正ではゴム製のホースを使っています。しかし、ゴムだとブレーキを踏んで、キャリパーにフルードの圧力が伝わる際に、ゴムのホースがその圧力によって膨張してしまい、力が逃げてしまいます。それに対して、ステンレスのメッシュホースにすることで、その膨張を抑え、ブレーキペダルを踏んだ時にダイレクトなフィーリングに貢献してくれるのです。
さて、取り付け後のレオン三塚のインプレッションですが、「ブレーキの容量が上がったことで、かなり安心感が増えたね。パッドの特性も初期が良く効く仕様なので、一般ユーザーにも安心だよね。但し、俺はもう少し奥でコントローラブルなパッドの方が好みだけどね。」との事で、明らかな性能アップの感覚を掴むことが出来たようです。
ブレーキ性能を上げて安心感が上がったことで、レオン三塚が更にアグレッシブにアクセルを踏み込むようになったことは言うまでもありません・・・
それぞれの取り付けも可能ですが、弊社ではトータルでのチューニングをお奨め致します。工賃もお得です!