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『TV&NAVIジャンパー』は、同乗者を退屈させないエンターテイメントパーツです!
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パネルをはずすときの傷防止マスキングには、紙より破れにくい配線(ビニール)テープを使います。 ▲クリックして拡大
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ジャンパーユニットはTVモニター → エンジンコンピューター → ナビユニットの『→』部分に割り込ませます。 ▲クリックして拡大
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助手席シート下にあるナビユニットへは、延長ケーブルをフロアカーペットの下を通して接続。 ▲クリックして拡大
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パネル右にあるのが切り替え用モードスイッチ。消灯でノーマル、点灯でTVモード、点滅でナビモードです。 ▲クリックして拡大
こんにちは、メカニックの八重樫です! さて、今回は快適性向上のメニューです。といっても、ドライバーのではなく、同乗者のための快適性ですけどね。
最近の純正カーナビは、ひと昔前とは違って高性能で、アフターのナビと比べても見劣りしないですよね。モニターの埋め込みもスマートだし、だからこそ、いまは新車を購入するときにオプションの純正カーナビを装着するユーザーが増えているんだと思います。とくにプリウスの場合は、もともとハイブリッドシステムの車両情報やエアコンをコントロールするためのEMV(エレクトロマルチビジョン)モニターを装備しているから、購入時にナビゲーションシステムをオプション購入するユーザーが多いでしょう。
ただ、純正カーナビでいちばんのデメリットとなるのが、走行中にカーナビを操作できないこと、TV画面を表示できないことですよね(アフターのカーナビも本来はできなくなっています!)。それは安全性を考えると当然のことですが、走行中は同乗者に操作してもらえばいいわけですし、同乗者にTVを見せてあげられないというのは、ドライブの楽しさを半減させてしまうと思いませんか? そこで登場するのがトムスの『TV&NAVIジャンパー』。これを取り付けることで、走行中でもカーナビの操作、TVを楽しむことができるようになるんです!
取り付けは、これまでのプリウス カスタマイズレポートで紹介してきたメニューのなかでも、かなり大変‥‥。というのも、このキットはTVモニターとナビユニットのそれぞれにハーネスをつなぐことになるのですが、プリウスはナビユニットが助手席シートの下にあるので、そこまで配線を引く必要があるんです。もちろん、TVモニター側をつなぐためにはセンターパネルもはずさなくてはいけないですしね。パネルをはずすときは傷をつけないようにマスキングして、配線は見えないようにパネルとフロアカーペットの裏を通します。
装着したインプレッションとしては、やはり快適です。ドライバーが運転中に楽しむことは危ないのでダメですけどね。でも、同乗者のドライブを楽しくさせるのも、ドライバーの務め! ですからね。