TOM'S SPIRIT

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FIA-F4 Race Report

2023.8.16

2023 FIA-F4選手権 第5戦・第6戦 / 富士スピードウェイ

#36小林、2連勝!

第5戦・第6戦 公式予選

2023年8月5日(土) / 天候:晴れ・ドライ / 気温:A組 27℃・B組 30℃ / 路温:A組 32℃・B組 36℃

Result
  • 第5戦 #35 中村 仁
    予選順位:B組 2位 / 総合 4位
    ベストタイム:1’46.527
  • 第5戦 #36 小林 利徠斗
    予選順位:B組 1位 / 総合 2位
    ベストタイム:1’46.356
  • 第6戦 #35 中村 仁
    予選順位:B組 2位 / 総合 4位
    ベストタイム:1’46.574
  • 第6戦 #36 小林 利徠斗
    予選順位:B組 1位 / 総合 2位
    ベストタイム:1’46.482
  • < 出走台数:A組 23台 / B組 22台 >

今大会は、中村・小林共にB組での予選となった。
まずはA組予選が行われ、開始から9分程でストップ車両の発生により赤旗が出され、残り9分での再開となる。
A組予選後に行われたB組の予選では、赤旗が出る事もなく、順調に20分が推移して行った。
計測4周目に中村がトップタイムをマークしたが、その翌周に小林がこのタイムを上回り、トップタイムとなった。
中村は、ほぼ思うように走れたが、若干攻め切れなかった事で、トップを逃す結果となった。
小林は、中村より1周タイヤを持たせた事での逆転トップタイムとなる。
セカンドベストラップでの第6戦の結果もトップ5に変動はなく、それ以降に順位変動が見られた。

第5戦 決勝 / 14Lap

2023年8月5日(土) / 天候:晴れ・ドライ / 気温:33℃ / 路温:49℃

Result
  • #35 中村 仁
    決勝順位:3位
    ベストタイム:1’47.155
  • #36 小林利徠斗
    決勝順位:1位
    ベストタイム:1’47.101
  • < 出走台数:45台 >

第5戦のスタートが切られると、2番手アウト側の#6野村がイン側にかなりマシンを寄せて小林をけん制するが上位4台はとりあえずそのままの順位で1コーナーを立ち上がって行く。
ヘアピンで中村が2位に順位を上げ、ここで中団車両の接触、ストップによりSCが出される。4周目にレースが再開されると、コカ・コーラコーナーで中村が#6野村をかわし、更に小林もこれに続いて1-2体制となる。
その後、中村と小林のバトルとなり、7周目のコカ・コーラコーナーで小林がトップを奪う。それに#6野村が続き中村は3位に順位を落としてしまう。
中村はリスタート明けでトップを奪ったものの、逃げ切る事ができず2勝目を逃してしまう。
小林は、スタートは良く#6野村に並びかけたがだいぶイン側に寄せられ、ここでトップを奪う事はできなかったが、その後の中村とのバトルに競り勝っての今季2勝目となった。

第6戦 決勝 / 14Lap

2023年8月6日(日) / 天候:晴れ・ドライ / 気温:29℃ / 路温:39℃

Result
  • #35 中村 仁
    決勝順位:2位
    ベストタイム:1’47.022
  • #36 小林利徠斗
    決勝順位:1位
    ベストタイム:1’46.875
  • < 出走台数:44台 >

第6戦は早朝8時と、昨日より若干気温は低い中でのスタートとなった。
2列目までは第5戦と同じメンバーでのスタートが切られると、中村が好スタートを見せ、1周目を3位で終える。
2番手スタートの小林が3周目のTGRコーナーで#6野村をかわしてトップに立つと、4周目には中村もそれに続き、1-2体制となる。
4周目にストップ車両が発生した事によりSCが出され、7周目にレースが再開されると、8周目のTGRコーナーで中村が小林をかわし、更には#6野村にもかわされた小林は3位まで順位を落としてしまう。しかし、9周目に小林は2位に順位を戻すと、最終ラップに黄旗が解除されたTGRコーナーで中村を捉え、今季3勝目を上げる。
中村は今日もリスタート明けでトップを奪ったものの、最終ラップは3位以降もすぐ後ろにいた為、無理はしないという判断のもと、小林にかわされての2位となった。
小林は序盤トップに立った後、一旦は3位まで順位を下げたが、そこからも慌てる様子も見せず、最終ラップの黄旗が解除された1チャンスを活かしての連勝となった。

  • #35 中村 仁
    木曜日から悪くないペースで走れていました。予選では上手く場所を作る事ができませんでしたが、何とかグループ2番手につけ、両レース共4番手スタートとなりました。Rd.5は1周目に2番手に上げ、その後のSC明けではトップに浮上する事ができました。しかし、ペースが足りずに3番手まで後退し、そのままチェッカーとなりました。Rd.6でもスタートは上手く行き、1周目に3番手に上げる事ができました。SCが出るまでに2番手に上げる事ができ、SC明けではトップに浮上する事ができました。ここまでは良かったのですが、最終ラップに2番手に後退してしまい、トップの座を取り返す事ができずにチェッカーとなりました。2レース共、勝ちが見えていただけに悔しい結果になりましたが、収穫のあるレースウィークでした。今月末の鈴鹿大会に向けて準備を進めます。ありがとうございました。
  • #36 小林 利徠斗
    予選は車が良く、走り方に関してもしっかり自分の力を出し切れました。決勝を重視してスリップを使わずに走ると決めて、ミスせずに走れたので嬉しいです。第5戦はスタート直後から激しく争いましたが、最後まで焦らずに何パターンも試して仕掛け続けた事が、良い結果に繋がりました。そこからは、後ろにスリップストリームを使われても耐え抜けるように心を落ち着かせ、予選のように走り切れました。第6戦は、第5戦で経験した接近戦でのタイヤのグリップ具合を把握し、より攻める事ができました。車のセットも再調整し、接近戦の中でも思い通り動かせました。リスタートの際、セーフティーカーが思ったよりも近くて仕掛けが遅くなり抜かれてしまいましたが、気持を切り替えて攻め続けました。2連勝は嬉しいですが、また一戦づつを大切に走り続けます。関係者の皆様、応援して頂いた方々ありがとうございました。

ポイントランキング < 第6戦終了時点 >

  • #35 中村 仁
    順位:4位 / ポイント:66
  • #36 小林 利徠斗
    順位:1位 / ポイント:120